R5北条北中日記

12月11日(月)

2023年12月11日 16時22分

命の授業『大地の花束』

 本日5校時、命の授業『大地の花束』を実施しました。講師の渡邉明弘さんは、9年前に長男の大地さんを交通事故で失いました…。その非常につらい経験を元に、現在は高校での命の授業や自治体での講演活動で、信号の無い横断歩道での事故を減らす活動をされています。本日はPTAの坊っちゃん学習会も兼ねて、希望される保護者の方も参加していただきました。

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生徒の感想を紹介します。
「僕は、講演を聞いてヘルメットの大切さに気付きました。正直ヘルメットをかぶるのに嫌気がさしていました。例えば、つけるのもめんどくさいのにずっとつけていたら頭も痛くなるし、こんなのどこがいいんだと思っていましたが講演を聞いて気持ちがかわりました。僕もヘルメットが嫌いなままだと命を落としているかもしれないと考えると、ヘルメットの大切さに気付きこれからはちゃんとつけようと思いました。僕の友達も交通事故ではねられましたがヘルメットを着けていて助かっていたので大切なんだなと思いました。」

「交通事故によって同年代の人たちがたくさん命を落としたということを改めて知りました。加害者側も被害者側もいい思いをする人はいないと思うし、もし亡くなってしまったら家族や身内の人はもっと悲しいと思いました。これ以上同じことが起きないようにまずは自分ができることをしていこうと思いました。今日はありがとうございました。」

小学生の時に自転車で交通事故にあいかけたのを思い出しました。信号のある横断歩道で、赤信号を車が突っ込んできました。ギリギリのところで車の運転手が止まり、幸いにもケガすることなく無事に家へ帰れました。母にそのことを話すと、泣きながら無事でよかったといわれました。(中略)今日の話を聞いて、交通事故は、被害者になっても加害者になってもどちらになってしまっても明るい未来は待っていないということを感じました。しかし、未然に防ぐためにできることはたくさんあると話を聞いて思いました。
年末を迎え何かと気ぜわしいせいなのか、事故が多いように感じます。この機会に、御家庭でも交通安全について話してみられてはどうでしょうか。