令和4年度 第1学期始業式 ・新任式
麗らかな春の日、笑顔の子どもたちが登校してきました。令和4年度のスタートです!
生徒玄関では、クラス名簿を見た生徒から歓喜の声が聞こえてきました。
この日を本当に楽しみにしていた様子です
新任式では、新しく来られた8名の先生方の紹介と挨拶が行われました。
始業式では、校長先生が式辞で次のように述べられました。
「 Think Globally Act Locally 」
~思索(想い)は世界に馳せ、行動(実行)は足元を固めて~
今、世界中の人々が、SDGsの17の目標に向かって、様々な取組を
進めています。一人一人が、自分のことだけでなく、世界や地球そのものを
意識し、全ての人が豊かに、より良く生きていくことを考える必要がありま
す。私たちも、自分たちの生活にあてはめ、自分たちがやるべきことを考え、
誰かが頑張る目標ではなく、自分たちが考えて行動する目標として、何か新しいことを始め、
続けていきたいと思います。ただ、何かを始め、続けるためには「工夫」が大切です。
何ができるのか、じっくり考え、令和4年度もみんなで力を合わせて頑張っていきましょう。
みなさんの活躍を期待しています。
今年度は、SDGsを見据えた取組を、どんどん進めていきたいと思います!
そして、2年生と3年生の代表生徒が、これからの1年をどのように過ごしていきたいのか、
その思いを力強く堂々と述べました。
「3年生 新年度の抱負~最高学年としての決意~」
私たちはコロナ対策のため、入学式からずっとマスクを付けて学校生活を送ってきました。たくさんの行事が縮小されたり、中止になったりして、悔しい思いをたくさんしました。しかし、様々な制限がある中で活動できることに感謝し、今の自分にできることを精一杯やろうと気持ちを切り替えました。
部活動ではソフトボール部のキャプテンとして、どんなにしんどい時も、率先して声を出し、よい雰囲気で試合ができるように努めました。その結果、新人戦では優勝しました。また、合唱コンクールでは、実行委員として、常に学級のことを考え、自分のできることを全力で行うことで、最優秀賞を掴み取ることができました。しかし、そのような素晴らしい結果が出たにも関わらず、私は、未だに自分自身に自信がもてず、自分の意見を堂々と伝えることができません。そんな私も今日から北条北中学校の最上級生となります。今までは、先輩方が様々な場面で、自分の意見を堂々と発し、集団を引っ張ってくれました。これからは私たちがその役目を担います。最上級生としての自覚をもち、1・2年生の手本となるように、何事にも全力で挑戦していきたいです。2ヵ月後に迫った市総体は、運動部にとって今までの練習の成果を発揮する最後の場です。私たちソフトボール部は全国大会出場を目標にたくさんの時間を練習に注いできました。目標を達成するために最後まで努力を続けていきます。
卒業まで北条北中生として過ごす一瞬一瞬が、最高の思い出になるために、あらゆる場面で、私たち3年生が盛り上げていきます。そして、来年の3月には3年生96名全員が、在校生に胸を張って卒業していけるように努力を積み重ねていこうと思います。
「2年生 新年度の抱負~全力でチャレンジする一年に~」
昨年の今頃、初めて教室に入ったときの緊張感は、今でも鮮明に思い出すことができます。中学生になってからの時間は、あっという間に過ぎていきました。それは、様々な行事に全力で取り組んだからだと思います。その中で、クラスのみんなや、2・3年生の先輩たちとも良い思い出を作ることができました。特に合唱コンクールまでのクラスでのどの時間も忘れることはできません。
私は、昨年よりも中身の濃い1年間を過ごすために2つの目標を掲げました。1つ目は、責任をもって最後までやり遂げることです。月曜日には新入生が入学し、私たち2年生は真ん中の学年になります。そのため、これからは更に多くの仕事を任されたり、多くの挑戦をしたりする場面が増えてきます。その時に、辛いからといって投げだすのではなく、最後まで責任をもってやり遂げることで、中身の濃い時間を過ごしていきたいです。
2つ目は全てに全力で取り組み、常に熱いハートを忘れずにもち続けることです。私は軟式野球部に所属しています。チームの目標は、県大会出場です。そのために、「挨拶」「気配り」「全力疾走」を常に意識して練習に取り組み、誰よりも大きな声でチームを盛り上げていきます。また、生徒会役員として学校を支え、引っ張っていくことができるよう、自分から積極的に考え行動していきます。
この1年間を、行事はもちろん日常生活のどの場面でも、自分の100パーセントを出し切るくらいの勢いで、様々なことに全力で挑戦していきます。そして、2年生のみんなともっと絆を深め、昨年以上に充実した学校生活にしていきます。